ロシア国防省は22日、同日未明にモスクワ州と、ウクライナ国境の西部ブリャンスク州にそれぞれ2機のウクライナの無人機が飛来したため防空システムで撃墜したと発表した。モスクワ周辺への無人機攻撃は18日以降5日連続。
モスクワ州のボロビヨフ知事は、撃墜の際に周囲の集合住宅や地上の自動車に被害が出たが、死傷者はいないと表明した。
同国防省はまた、ロシアが実効支配するクリミア半島に面する黒海で22日未明、ロシア黒海艦隊所属のスホイ30戦闘機が、ロシアの天然ガス採掘区画付近で発見したウクライナの偵察用小型船を破壊したと発表した。(共同)