30日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続伸した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが止まるとの観測が強まり、前日の米株式市場が上昇した流れを引き継いだ。平均株価の前日終値からの上げ幅は一時300円を超えた。
午前終値は前日終値比302円75銭高の3万2529円72銭。東証株価指数(TOPIX)は17・81ポイント高の2321・22。
前日に発表された米求人件数が低水準にとどまり、景気を抑えることにつながる利上げは回避されるとの期待感が出て、前日の米ダウ工業株30種平均は上昇した。
30日の東京市場にもこの流れが波及し、朝方から買い注文が優勢だった。