インドGDP7・8%増 23年4~6月期、成長続く


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 【ニューデリー共同】インド政府は31日、2023年4~6月期の実質国内総生産(GDP、速報値)が前年同期比7・8%増だったと発表した。物価上昇が進む中でも、GDPの過半を占める個人消費が堅調に推移した。主要国で最高水準となる経済成長が今後も続きそうだ。

 国際通貨基金(IMF)はインドの経済成長率について、23年度が前年度比6・1%増、24年度は同6・3%増と予測している。インドのGDPは、名目ベースで旧宗主国の英国を上回っており、世界5位。27年までにドイツと日本を抜き、世界3位になるとみられている。