国民民主党の代表選が2日投開票され、玉木雄一郎代表(54)が前原誠司代表代行(61)を破り、再選を決めた。玉木氏は記者会見で、与野党問わず政策協調を追求する一方で自民、公明連立政権への参加を否定し、岸田内閣改造で自身の入閣も「ない」とした。代表選を通じ、政策実現を優先させ政権との連携を排除しない立場を取ってきた玉木氏は80ポイントを獲得。「非自民・非共産」結集による政権交代を唱えた前原氏の31ポイントに大差をつけ、一騎打ちを制した。
玉木氏は臨時党大会後の会見で、今後の党運営について「政策実現に向け与野党を超えて連携していく」と主張した。