ごみリサイクル率、山口県が首位 全国では伸び悩み19・9%


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 環境省が公表した2021年度の一般廃棄物のリサイクル率で、都道府県別では山口が32・5%で4年連続トップとなったことが分かった。全都道府県では19・9%と20年度からほぼ横ばいで、25年度までに28%とする政府目標は達成が厳しい状況。環境省は、プラスチックごみ一括回収を自治体に求める関連法が昨年施行されたのを踏まえ、再利用の加速を促す。

 リサイクル率は、自治体や住民団体などが収集した一般ごみを再生紙などに資源化した重量の比率で、環境省が各地の数値を毎年公表。民間が回収する古紙などの割合は含まれない。都道府県別では山口に次いで鳥取(28・5%)、神奈川(24・7%)が高かった。