バスケットボールの全国高校選手権第4日は26日、東京体育館で行われ、女子準々決勝で岐阜女が全国高校総体準優勝の桜花学園(愛知)に61―60で逆転勝ちした。前回大会と総体覇者の京都精華学園、東海大福岡、前回2位の札幌山の手(北海道)も4強入りした。27日の準決勝は2年連続で同じ顔合わせとなり、京都精華学園と東海大福岡、札幌山の手と岐阜女がぶつかる。
男子3回戦で前回王者の開志国際(新潟)が羽黒(山形)に101―71で快勝。開志国際で先発の2年・平良宗龍(金城中出)は19分28秒出場し、20得点を挙げた。総体を初制覇した日本航空(山梨)は新田(愛媛)を92―77で下して8強入り。福岡大大濠、福岡第一や東山(京都)なども勝ち上がった。福岡第一で先発した3年生エース・崎濱秀斗(北中城小―西福岡中出)は31分25秒出場し、両チーム最多の35得点を挙げて7アシスト、弟の1年・秀寿は途中2分49秒プレーして2得点だった。
男子の福岡第一のエース崎濱秀斗が、5本の3点シュートを決めるなど両チーム最多の35点に7アシストをマークし、チームを8強入りに導いた。「味方が守備をしっかりやってくれたので攻撃に集中できた。感謝している」と謙虚に話した。
9月に左足を骨折し、24日の1回戦、仙台大明成(宮城)戦で復帰したばかり。「痛みもなく、コンディションも戻ってきた。徐々に試合勘も良くなってきている」と手応えを口にした。
(共同通信)