阪神の合同自主トレーニングが29日、宜野座村のキャンプ地で始まった。今季から選手会長を務める中野拓夢内野手はノックで軽快な動きを見せ「沖縄に来たら始まるという実感が強くなる。気が引き締まる」と語った。
昨季キャンプで二塁へコンバート。いきなりゴールデングラブ賞を獲得したポジションで守りにさらに磨きをかける。守備練習では遊撃へのバックトスを丁寧に繰り返した。
今季のグラブケースやバットケースはチームカラーの黄色に。メーカーが選んだ色で、希望したわけではないと明かしつつ「連覇を目指してタイガースカラーで、ってことで」と笑った。
新人ではただ1人、椎葉剛投手(四国アイランドリーグplus徳島)が1軍スタート。実績十分の先輩投手たちとの練習に「一ファンとして見てしまった」と苦笑いした。
(共同通信)