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ソフトバンク 585本塁打 期待の打線陣 迫力の山川、柳田、近藤ら<プロ野球キャンプ>


ソフトバンク 585本塁打 期待の打線陣 迫力の山川、柳田、近藤ら<プロ野球キャンプ> 打撃練習するソフトバンクの(手前から)山川(25)、柳田、近藤、ウォーカー(28)=宮崎
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 豪華な顔ぶれがずらりと並んだ。1日から宮崎市で始まったソフトバンクの春季キャンプ。4人一組で行う打撃練習で、柳田、近藤に新加入の山川とウォーカーが迫力のあるスイングを見せた。全員で通算585本塁打を誇る。順調に調整を重ねており、重量打線に期待は高まるばかりだ。

 4日の昼食時間中に行われた特打。どんよりとした曇り空を切り裂くように、4人が快音を響かせた。打球がフェンスを越えるたびに、ファンの拍手と歓声が球場を包む。強打者の共演にウォーカーは「楽しかった。バッティングを見て、学んでいきたい」と声を弾ませた。

 中でも強烈な存在感を放っているのは、本塁打王に3度輝いた山川だ。ロングティー打撃やフリー打撃で、柵越えを連発。持ち味の豪打に、多くの声援が送られ「うれしいし、本当にありがたい」。柳田はその姿に刺激を受け「頼もしい。一緒になって、いいバッターを目指したい」と話す。

 そろうタレントを、どのような打順にするか。小久保新監督は「じっくりと考えていく」とにやり。王球団会長は「はっきり言ってうれしい悲鳴なんだよ。どう組もうか、という楽しい悩みだよね」と実戦が待ち切れない様子だった。

(共同通信)