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欧州戦に宮城、平良ら 野球日本代表、大学生も選出


欧州戦に宮城、平良ら 野球日本代表、大学生も選出
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 野球日本代表は14日、欧州代表との強化試合(3月6、7日・京セラドーム大阪)の出場選手28人を発表し、ヤクルトの村上宗隆内野手や西武の源田壮亮内野手らが選ばれた。明大の宗山塁内野手ら大学生4人が抜てきされ、プロとアマの混成チームとなった。

 昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のメンバーからは、村上や源田に加えオリックスの宮城大弥投手や阪神の中野拓夢内野手らを選出。大学生は宗山のほか、関大の金丸夢斗投手、愛知工大の中村優斗投手、青学大の西川史礁外野手が名を連ねた。

 井端弘和監督は東京都内で記者会見し、大学生を選んだ理由について「後の日本を背負って立つ。アマチュア野球の目標となってくれたら」と狙いを語った。代表で実績があるプロ選手には「プロ野球、代表はこういうものだと若い選手に見せてほしい」と期待した。

「新しい気持ちで」オリックス・宮城

 オリックスからはエース格のサウスポー宮城、大型遊撃手の紅林の同期入団2人も選出された。宮城は22歳ながら、昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加した実績がある。それでも「メンバーも雰囲気も違うし、新しい気持ちで入る」と再スタートを強調した。

 紅林は昨年11月のアジアプロ野球チャンピオンシップの代表に選出されたものの、左手のけがで辞退した。参加できれば今回が初めてで「代表のユニホームを着たことがない。着るのが楽しみ」と目を輝かせた。


<野球日本代表メンバー>

【投手】  所属
山下舜平大(オリク)
宮城大弥 (オリク)
松山晋也 (中日)
種市篤暉 (ロッテ)
森下暢仁 (広島)
金丸夢斗 (関大)
栗林良吏 (広島)
隅田知一郎(西武)
渡辺翔太 (楽天)
中村優斗 (愛工大)
根本悠楓 (日ハム)
平良海馬 (西武)

【捕手】
古賀悠斗 (西武)
坂倉将吾 (広島)
山本祐大 (DeN)

【内野手】
源田壮亮 (西武)
中野拓夢 (阪神)
宗山塁  (明大)
紅林弘太郎(オリク)
石川昂弥 (中日)
小園海斗 (広島)
村上宗隆 (ヤクル)

【外野手】
森下翔太 (阪神)
西川史礁 (青学大)
近藤健介 (ソフト)
塩見泰隆 (ヤクル)
田村俊介 (広島)
万波中正 (日ハム)

(注)オリクはオリックス、愛工大は愛知工大、日ハムは日本ハム、DeNはDeNA、ヤクルはヤクルト、ソフトはソフトバンク

(共同通信)