巧みに緩急つけ 平良7回1失点
西武の平良は毎回走者を出しながらも7回1失点にまとめた。一回に先制打を許したが、三回2死二塁で「サイン通り動けた」と素早いけん制で走者をアウトに。カーブも使って巧みに緩急をつけ「しっかりと粘ることができた」と振り返った。先発の役割を果たしながらチームが敗れる試合が続いている。「自分のできることをまずはやっていく」と話した。
西武―日本ハム4回戦(2勝2敗、18時、ベルーナドーム、19740人)
日本ハム
100 000 010│2
000 001 000│1
西武
▽勝 山崎5試合3勝1敗
▽敗 本田12試合2敗
▽犠打 石井、古賀
▽犠飛 マルティネス
▽盗塁 細川2(2)松本剛(3)
▽失策 長谷川
▽与死球 平良(マルティネス)
▽試合時間 2時間11分
【評】日本ハムの山崎は緩急巧みに五回まで完璧に封じるなど97球で3安打1点に抑え、7年ぶりの完投で3勝目を挙げた。マルティネスが一回に先制打を放ち、同点の八回には勝ち越しの犠飛をマークした。西武は拙守が響いて4連敗。
松井監督(山崎に手玉に取られた原因は)「テンポ、緩急じゃないかな」
新庄監督(山崎に)「よく投げてくれた。千点満点」
(共同通信)