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オリックス逆転サヨナラ勝ち<プロ野球>オリックス―ソフトバンク


オリックス逆転サヨナラ勝ち<プロ野球>オリックス―ソフトバンク ソフトバンク戦に先発したオリックス・宮城=京セラドーム
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7回2失点も 先発宮城反省

 オリックスの宮城は7回を8安打2失点と粘り強く投げた。それでも、序盤の2点リードを守れなかったことに「防げた点だったと思うし、もうちょっとしっかりしなきゃいけない」と自らに厳しかった。

 左大胸筋の負傷からの復帰戦だった6月27日の前回登板は5回、85球でマウンドを譲ったが、今回は112球の力投。「制限とかの話も出ていなかった。攻めるところは攻めて、1イニングでも長く投げたい」と主戦投手としての責任感を口にした。 (京セラ)

ソフトB山川が単独トップ14号

 ソフトバンクの山川がリーグ単独トップに立つ14号ソロを放った。0―2の四回、フルカウントから宮城の7球目の速球を仕留めた。中堅方向へ高く上がった打球は6試合ぶりの一発となり「良かった。また量産できるようにしたい」と振り返った。今月2日の試合で131打席ぶりにアーチを描き、手応えを示していた。


 オリックス―ソフトバンク12回戦(ソフトバンク6勝5敗1分、18時、京セラドーム大阪、29606人)

 ソフトバンク
  00011001 0 |3
  11000000 2x|4
 オリックス

▽勝 吉田26試合2勝
▽敗 松本裕34試合2勝1敗2S
▽本塁打 山川14号(1)(宮城)栗原8号(1)(古田島)
▽三塁打 栗原
▽二塁打 太田、正木、杉本、甲斐、今宮
▽犠打 周東
▽犠飛 森、頓宮
▽投手失策、大山
▽捕逸 森
▽暴投 宮城
▽与死球 松本裕(宗)
▽試合時間 3時間3分

 【評】オリックスが逆転サヨナラ勝ちで5連勝し、勝率5割に復帰した。2―3の九回無死満塁から押し出し死球で追い付き、頓宮の犠飛で決勝点が入った。吉田が2勝目。ソフトバンクは八回に一時勝ち越すも、抑えの松本裕が誤算だった。

(共同通信)