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比嘉9月に世界戦 ボクシング 武居に挑戦、井上尚は防衛戦


比嘉9月に世界戦 ボクシング 武居に挑戦、井上尚は防衛戦  比嘉 大吾
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 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が9月3日に東京・有明アリーナで元同級世界王者のTJ・ドヘニー(アイルランド)との防衛戦に臨むことが16日、発表された。東京都内で記者会見した井上尚は「気の抜けない相手。一発も触れさせないという気持ちで自分のボクシングを展開していく」と表情を引き締めた。

 31歳の井上尚は今年5月に東京ドームでの防衛戦でルイス・ネリ(メキシコ)にTKO勝ち。「それを超えるようなパフォーマンスをしないといけない。加速していく」と力強かった。戦績は井上尚が27戦全勝(24KO)、37歳のドヘニーが26勝(20KO)4敗。

 同じ興行では世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王者の武居由樹(大橋)が元フライ級世界王者の比嘉大吾(志成)の挑戦を受ける。武居は「わくわくしている。バチッと倒す試合をしたい」と初防衛戦への意欲を語った。比嘉は体重超過で王座剥奪となった2018年4月以来の世界戦となり「戻ってこられてうれしい。気を引き締めて、前に出たい」と話した。

 28歳の武居が9戦全勝(8KO)、8月に29歳になる比嘉が21勝(19KO)2敗1分け。

(共同通信)