ケイリンの久貝期待（自転車）　松茂良は3種目出場（バド）＜2024全国高校総体県勢展望＞2

＜自転車＞

　ケイリンに出場する久貝一心（北中城2年）は昨年度の全国選抜で同種目3位に入賞した。本年度は短距離種目（1キロタイムトライアル、スプリント）で県高校記録を更新し、順調な成長が見られ、大いに活躍が期待できる。チームスプリント（久貝、仲眞良河、小田桐侃汰）も本年度、九州総体において県記録を更新し、期待がかかる。スプリント出場の小田桐（北中城3年）、4キロ速度競争に出場する邊野喜千羅（同）、ポイントレースに出場する国吉朔望（向陽3年）らもレース展開次第で入賞が見えてくる。

＜バドミントン＞

　団体戦は初出場の男子コザ、女子普天間が2年ぶり2度目の出場で初戦突破を目指す。
　シングルスは男子の松茂良琉斗（コザ3年）が3年連続出場。団体戦、ダブルスは初出場で集大成の大会となる。女子は昨年も出場した銘苅花音（球陽2年）が初戦での勝利を目指す。
　ダブルス女子は昨年も出場した眞鶴三愛・桑江亜美（普天間3年）が昨年に続き初戦突破を狙い、上位を目指す。眞鶴はシングルス、団体戦にも出場する。

＜ローイング＞

　男子ダブルスカルに當銘由雄斗（美里工3年）、前田琥朱（同）が出場する。このクルーで、ダブルスカルでのレースは本年度初。昨年の九州選抜では準決勝進出を果たしており、全国で予選突破を果たしたい。2人とも能力は高いので、息の合わせ方次第では、準々決勝進出も十分に射程圏内である。前田はこの1年で実力をつけた。シングルスカルで出場した九州総体では、上位進出はならなかったが九州各県のエースと互角に渡り合えた。

＜フェンシング＞

　個人戦は男子の松田頼人（コザ2年）と平田佑樹（沖縄工1年）がフルーレ、エペに出場する。女子は仲宗根ゆう（コザ2年）がフルーレ、エペに出場する。松田はフルーレで予選突破を目指す。平田はフルーレは厳しいが、エペに関してはカウンターを狙ったポイントで予選通過を目指す。仲宗根は大会本番でどれだけアタック（最終攻撃）をしっかり行えるかにかかってくる。