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県内「最年少」小6でドローン免許、筆記を満点で合格 ドローンとの出会いは?


県内「最年少」小6でドローン免許、筆記を満点で合格 ドローンとの出会いは? ドローン(資料写真)
この記事を書いた人 Avatar photo 岩崎 みどり

 【南城】南城市立船越小学校6年生の西田結翔さん(12)がこのほど、ドローン操縦ライセンスの「JMA(一般社団法人日本マルチコプター協会)無人航空機技能認定」と「JMA無人航空機安全管理者」を取得した。最終試験は昨年12月9日、浦添市で行われた。西田さんは当時11歳。試験を実施した沖縄ドローンステーションによると、県内最年少でのライセンス取得だった。

 西田さんは「大きなドローンを動かしたかった。試験は緊張したけど楽しかった」と語った。

11歳でドローンライセンスを取得した船越小6年生の西田結翔さん=南城市の同小

 ドローンとの出合いは、2年前のクリスマスに弟がトイ・ドローンをプレゼントされたこと。遊びながら上達し、今は試験の練習用に贈ってもらった対戦型トイ・ドローンで、弟との対戦を楽しんでいる。

 試験は筆記と実技がある。オンラインの学科講習を受けて航空力学や関連法令など学習、筆記試験を満点で合格した。その後の実技試験でも、大きなドローンをスムーズに操作する技術力の高さを披露した。

 地元のサッカークラブで活躍するサッカー少年でもある。磨いた操縦技術を生かし「サッカーの試合を上空から動画撮影したい」と夢を語った。父親の武泰さん(43)は「資格を生かして実用的なことにも挑戦してほしい」とさらなる活躍に期待を寄せた。

 (岩崎みどり)