芸能や音楽、多彩に披露 県高文祭開幕


この記事を書いた人 Avatar photo 金城 潤
舞台発表で見応えのある舞踊を披露する南風原高校郷土芸能部=6日午後2時ごろ、沖縄市民会館

 第39回県高校総合文化祭(県高校文化連盟主催)の総合開会式が6日、沖縄市民会館であった。日ごろ文化活動に励む高校生の成果を披露する県高文祭は、県内各地で合唱やパレード、郷土芸能など19部門を設けている。9月10日から11月22日までの日程で、弁論や英語など6部門は既に終了している。県高文連に加盟している69校から、例年よりも多い約5千人の生徒が参加する。

 第1部の式典は、コザ高校吹奏楽部の演奏で幕を開けた。生徒を代表してコザ高校2年の玉城菜々子さんは「これからの沖縄の音楽や文化をさらに向上させるためにお互い切磋琢磨(せっさたくま)して高め合っていきましょう」とあいさつした。
 第2部では本年度、全国大会や九州大会などで優秀な成績を収めた生徒らが舞台発表した。南風原高校郷土芸能部(全国高文祭文化庁長官賞)やコザ高校吹奏楽部(全国高文祭出場)が会場を盛り上げた。