熱い夏が始まった 高校野球沖縄大会が開幕


この記事を書いた人 志良堂 仁
夏の甲子園出場を懸け、開会式で堂々と行進する選手ら=18日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇

 第98回全国高校野球選手権沖縄大会が18日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で開会式を行い、開幕した。3年ぶりに参加する辺土名を含む63校中、試験期間中の球陽を除く62校の球児が入場行進した。1カ月にわたり甲子園出場切符を懸けた熱戦を繰り広げる。

 選手を代表して宮古工業の荷川取龍祐主将が「今、大好きな野球ができることに感謝し、これまでお世話になった方々に全力プレーで恩返しする。最後まで諦めない心を忘れず、1戦1戦本気で戦い抜き、高校球児の夢、甲子園の舞台に立つことを目標に、ここ沖縄の夏を日本一暑い夏にする」と選手宣誓した。

 同日は八重山農林-那覇を皮切りに、1回戦6試合が行われた。日程が順調に進めば、決勝は7月17日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われる。