第35回新報蘭フェスティバル(主催・琉球新報社、特別協賛・沖縄銀行、特別協力・メイクマン)の作品展が9日午前、浦添市のメイクマン浦添本店で始まった。色鮮やかなカトレアやコチョウランをはじめ、パフィオペディラム、野生ランのオキナワチドリなど199点が出品されている。12日まで開催され、最終日午後4時からは表彰式も開かれる。
開会式で糸数淳琉球新報社常務取締役は「ラン栽培は水や肥料、温度など管理が難しいという。愛好家が丹精込めて育てた作品を見てもらいたい」と話した。
崎山泰美沖縄銀行営業統括部部長は「皆さんが愛情を込めて育てた結晶が展示されている。これを機会に大勢の人が栽培に挑戦することを願っている」と話した。その後、湧川善充メイクマン会長、金賞受賞者、崎山部長、喜納昌久審査委員長らによるテープカットが行われた。
48人が出品し、出品数は昨年より21点多かった。喜納委員長は「今回は色が鮮やかで、品種も豊富だ。内容が充実している」と評価した。【琉球新報電子版】