沖縄空手国際大会が開幕 空手発祥の地・沖縄に世界から3500人


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選手を代表して宣言する座喜味龍史(左)と當銘桜子=1日午後、県立武道館(古堅宗陽撮影)

 第1回沖縄空手国際大会(主催・同実行委員会、県、沖縄伝統空手道振興会)が1日、開幕した。世界50の国や地域から本大会に1200人が、セミナーには延べ2300人が参加する。7日まで。

 沖縄空手の「首里・泊手系」「那覇手系」「上地流系」「古武道棒」「古武道サイ」の5部門で覇を競う初の国際大会。本大会海外・県外予選会は2、3の両日に開き、4、5の両日で決勝まで行う。4日間とも県立武道館と沖縄空手会館で開かれる。6、7日はセミナーが行われる。

 那覇市の県立武道館で行われた開会式では首里・泊手系の部少年男子の座喜味龍史選手、那覇手系の部少年女子の當銘桜子選手が「沖縄の先人が想像し、はぐくんだ空手の鍛錬の成果を発揮するとともに、世界の愛好家と交流を図り、沖縄空手を世界に広め、継承発展させていく」と選手宣誓した。

 式典に先立ち沖縄空手会館で奉納演武があり、式典後は県立武道館で交流演武会が開かれた。【琉球新報電子版】