将来はシルク・ドゥ・ソレイユに! こま技日本一の照屋礼さんに「てだこ市民賞」


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こま回しの全国大会で優勝し、「輝くてだこ市民賞」を贈られた港川小6年の照屋礼さん(中央)=5月28日、浦添市役所

 【浦添】スポーツや文化で顕著な成績を収めた人に贈られる沖縄県浦添市の「輝くてだこ市民賞」に、3月の第6回全日本こま技選手権大会小学生以下の部で初優勝した照屋礼さん(11)=港川小6年=が選ばれた。5月28日に市役所で授賞式があり、松本哲治市長から表彰状が贈られた。個人受賞は58人目。

 照屋さんは保育園の頃にこま回しを始め、動画投稿サイト「ユーチューブ」で独学。昨秋、全国の小学生で初めて最高位の6段を手にした。今回、大会直前に利き手を骨折しながらも、見事に優勝した。

 授賞式で松本市長が「今後も技を磨いて頑張って」と激励すると、照屋さんは「(世界最高峰のサーカス)シルク・ドゥ・ソレイユに入って、みんなを楽しませたい」と述べた。けん玉とこまを使った華麗な技を次々と披露し、松本市長を驚嘆させていた。