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米軍普天間飛行場へのオスプレイ配備や相次ぐ米兵事件に抗議しようと、キリスト教徒や市民ら100人余が17日、宜野湾市の同飛行場野嵩ゲート前に集まり、キリスト教の音楽「ゴスペル」を歌った。
「普天間基地ゲート前でゴスペルを歌う会」(代表・神谷武宏普天間バプテスト教会牧師)が呼び掛け、10月29日から毎週月曜夕方と火曜朝に野嵩ゲート前でゴスペルによる抗議行動を続けてきた。この日はクリスマス・コンサートとして開催。賛美歌やクリスマスソングが夜空に響き、平和への思いを発信した。ゲート前に手作りの小さな舞台が設けられ、出演者が伸びやかな歌声を披露したほか、歌詞を見ながら全員で賛美歌を合唱し、思いを一つにした。
ゴスペルによる抗議は18日午前7時開始がことし最後で、来年1月7日から再開する。神谷牧師は「基地があることで沖縄の人権が踏みにじられ、命が脅かされている」と話し、米軍基地の撤去を強く訴えた。