幸せヘビ~級 おきなわワールドに白ヘビ


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ゴールデンパイソンの雌ソルトと触れ合う子どもたち=2012年12月30日、南城市のおきなわワールド(花城太撮影)

 2013年のえとは巳(み)。ヘビは目つきや姿態から怖がられる存在でもあるが、古来から、神の使いや縁起が良いとされている。

 ビルマニシキヘビのアルビノ種「ゴールデンパイソン」を7匹飼育する南城市のおきなわワールドでは、子どもたちがおっかなびっくり、ヘビとの交流を楽しんでいる。
 おきなわワールドハブ博物公園課の伊勢田泰義係長は「ヘビはツタンカーメンの時代にも神の使いとされ、脱皮を繰り返す再生や、権力の象徴として存在した。半年食料を食べなくても生き続けるなど神秘的な面もある」と語った。
 ゴールデンパイソンの雌のソルトに触れた仲村昊(そら)君(6)=浦添市=は、「怖かったけど、さらさらしていて面白かった」と笑顔。ヘビを見て「キャーッ」と声を上げた平藤(へいとう)羽菜ちゃん(5)=長野県=は「プニョプニョしてた。ちょっと好きになった」と話した。