福を呼ぶへび　相馬さん３００個作成

　読谷村でえとの陶芸を作る壺屋焼陶眞窯の伝統工芸士、相馬正和さん（６３）は新年に合わせてヘビの作品を約３００個作成した。

　相馬さんが丹精を込めた作品は、ボトルや一輪挿し、お香の香合、おちょこなどバリエーションも豊富。一体一体異なるヘビは独特の動きや躍動感があり、表情もユニークだ。
　神奈川県出身で、えとの焼き物を作って１０年になる。相馬さんは「ヘビは手足がない分、表現が難しい。家庭に福を呼ぶヘビとなるように祈りながら作っている」と話した。