オリオンビール(嘉手苅義男社長)の出荷式と出発式が3日、浦添市の同社であった。
同日早朝、約66キロリットル(350ミリリットル缶で約18万8千本分)を載せて同社名護工場を出発したトレーラー4台が午前9時、本社に到着した。その後、本社から約29キロリットル(同8万3千本分)を載せたトラック10台が中南部の代理店などに向け一斉に出発した。太鼓や獅子舞の演舞もあり、参加した多数の同社役職員らは初荷を祝った。
初荷式で、「巳(み)年」の社員4人が「巳が一皮むけるごとく成長するよう、消費者へ笑顔と幸せを届けられるよう精いっぱい努力する」と決意表明した。
あいさつした嘉手苅社長は「進化し続けること」「挑戦と創造」「個々の成長」の三つを社員に求め、「オリオンビールは沖縄になくてはならない企業となるべく、新たな価値の創造に向かって頑張っていく」と述べた。