那覇市の泊魚市場で4日早朝、初競りがあり、漁業、行政関係者らが航海安全、豊漁、商売繁盛を祈願した。
仲買人約50人の威勢の良い掛け声でマグロやカジキなどが次々と競り落とされ、市場は熱気に包まれた。
同日のマグロ平均取引価格は、1キロ当たり2260円で例年並みだったのに対し、この日の高値でメバチマグロが1キロ当たり4316円を記録するなど、ご祝儀相場も付いた。アカジンは高値で1キロ当たり1万500円を記録した。初興しで、県漁業協同組合連合会の国吉真孝会長は「本年も関係者の利益向上に向けてまい進する」と述べた。