【沖縄】14日の「成人の日」を前に13日、那覇市、沖縄市、うるま市、浦添市、宜野湾市、名護市など県内20市町村で成人式が開かれた。スーツや振り袖に身を包んだ新成人が晴れやかな表情で参加し、社会人の一歩を踏み出した。
沖縄市では市民会館で式があり、1685人の新成人の門出を祝った。新成人代表であいさつした高江洲文音さん(20)=沖縄キリスト教短期大2年=は「成人になる誇りと喜びを感じる一方、責任の重さも感じる。大人の自覚を持ち、自らの力で輝かしい未来を築こう」と決意表明した。
東門美津子市長は「経験したことのない環境に飛び込み、困惑することもある。でも皆さんには若さ、夢や希望をかなえる情熱がある。なせば成る。何事にも挑戦してほしい」と激励。県によると、ことしの新成人は1万7323人で、前年より203人少ない。