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琉球新報創刊120年記念第37期棋聖戦7番勝負の第1局沖縄対局(読売新聞社、日本棋院、関西棋院主催、琉球新報社共催)の2日目は18日、午前9時から那覇市の沖縄ハーバービューホテルクラウンプラザで打たれた。
挑戦者の井山裕太本因坊(23)が張栩(ちょう・う)棋聖(32)に5目半勝ちし、初戦を飾った。
2日目の対局は、井山本因坊が前日に封じた54手目「13の八」で再開した。序盤は張棋聖が攻め、井山本因坊がしのぐ展開。午後からは互いに流れを譲るまいともつれた。対局を制した井山本因坊は「ずっと難しい局面が続いたが精いっぱいやった」と静かに喜びを語った。第2局は31日から2日間、山形県南陽市で打たれる。
18日は同ホテルで大盤解説会も開かれ、たくさんの囲碁ファンが詰め掛けた。
19日は、午前11時から午後3時まで那覇市のサンエー那覇メインプレイス2階で「棋聖戦囲碁まつりin沖縄」があり、プロ棋士による多面打ちや囲碁教室がある。入場無料。