古里の石垣、1000人でパレード やいまぴとぅ大会前夜祭


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
沿道に笑顔で手を振り行進する八重山出身者=8日夕、石垣市のやいま大通り

 【八重山】9日にイベントのピークを迎える全国のやいまぴとぅ大会(同実行委員会主催)の前夜祭大パレードが8日夕、石垣市内で行われた。約千人(主催者発表)が市街地を練り歩き、新石垣空港の開港を祝福した。

沖縄本島や全国各地の郷友会関係者が詰め掛け、沿道の旧友や親族と再会。街は笑顔であふれた。
 パレードは新栄公園を出発し、石垣港離島ターミナル、730交差点、市役所前を通る約1キロのコースを行進。石垣市婦人連合会の約60人は大会テーマソングの「ばがけーら(八重山の言葉で皆さん、同胞の意味)」のメロディーに合わせて踊りながら歩いた。
 石垣市登野城出身の西表宏さん(62)=福岡県=は「親戚、友達、先輩、後輩、たくさんの人と再会できた」と顔をほころばせた。与那国町から駆け付けた前楚美津子さん(64)は行進している旧友や親戚と十数年ぶりに再会し、抱擁を交わした。「懐かしい顔、顔、顔。素晴らしい大会になった」と満面の笑みを浮かべた。