華やかにスター500人 沖縄国際映画祭が開幕


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沖縄国際映画祭のレッドカーペットでひときわ大きな歓声を浴びた前田敦子さん(左から2人目)と成宮寛貴さん(同3人目)ら=23日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター

 第5回沖縄国際映画祭(同実行委員会主催)が23日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターなどを会場に開幕した。同日は宜野湾市のトロピカルビーチで、オープニングセレモニーが行われた。出品作品の出演者や、人気お笑い芸人ら約500人がレッドカーペットを歩き、詰め掛けた多くの観客から歓迎を受け、会場は熱気に包まれた。同祭は30日まで。

 「ラフ&ピース(笑いと平和)」をテーマにした映画祭。今回はより地元密着、県民参加型の企画が多く、県内で撮影された5作品を含む12作品の地域発信型映画の上映、県内41市町村を舞台にしたCMが出品される「ジモトCMコンペティション」を開催。ラフ部門、ピース部門のコンペティションには合わせて20作品が出品されている。
 レッドカーペットには、スターを間近で見ようと多くの人が詰め掛け、俳優や芸人たちと握手などをして触れ合った。特別招待作品の「クロユリ団地」に出演する前田敦子さんと成宮寛貴さんが登場した際は一段と大きな歓声が上がっていた。家族や友人と訪れた伊佐美優さん(大山小2年)は「(観客が多くて)前田敦子さんはちょっとだけ見えた。かわいかった」と話していた。