芸能・文化

かがり火 神秘誘う 県内初の「薪能」公演

能「安達原」で鬼女が山伏を食おうと迫る場面=15日、浦添市の組踊公園特設舞台(諸見里真利撮影)

 琉球新報創刊120年を記念した薪(たきぎ)能「幽玄への誘い―心より心へ―」(琉球新報社、観世流・坂井清音会沖縄支部、NPO法人白翔會主催)の2日目の公演が15日、浦添市の国立劇場おきなわに隣接した組踊公園で行われた。

晴天に恵まれ、沖縄初の薪能が実現した。ゆらゆらと揺れるかがり火と不穏な囃子(はやし)が相まって、神秘的な舞台を生み出した。(17日付で詳報、18日付で写真特集)
 この日は能「安達原(あだちがはら)」と狂言「附子(ぶす)」などが上演された。坂井音雅さんらによる「安達原」では、観客は無駄をそぎ落とした能の表現に引き込まれた。「附子」は、狂言師の野村萬斎さんらがユーモラスな所作や言い回しで魅了した。