暮らしと雇用守れ 県労連がメーデー


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
デモ行進し、安全で安心な社会実現を訴える参加者=1日午後、那覇市のひめゆり通り

 県労働組合総連合(県労連)などの労組や市民団体は1日、那覇市の与儀公園で第84回メーデー沖縄県集会を開いた。約400人(主催者発表)が参加し、労働者が連帯して暮らしと雇用を守り、安全で安心な社会の実現を目指すこと確認した。

集会終了後にはデモ行進して消費増税反対や環太平洋連携協定(TPP)への参加阻止を訴えた。主催者を代表して県労連の中村司議長は「全ての基地をなくすために憲法を生かし、人間らしい雇用と社会保障の実現を目指して共に頑張ろう」とあいさつ。TPP参加撤回、社会保障大改悪と消費増税中止、辺野古新基地建設計画の撤回などを求める四つの決議を採択し、最後に参加者全員で「頑張ろう三唱」して気勢を上げた。