空に銀のリング 本島地方で「日暈」


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太陽の周りにできた光の輪「日暈(ひがさ)」=2日午後0時17分、那覇市天久(魚眼レンズ使用)

 沖縄本島で2日昼ごろ、太陽の周りに虹のような光の輪ができる「日暈(ひがさ)」が観察された。神秘的な光景を見ようと手をかざして上空を見上げたり、携帯電話のカメラで撮影したりする人の姿が見られた。

 沖縄気象台によると日暈は、地上から約10キロの高層にある氷の粒でできた巻層雲に太陽光が当たり、プリズムのように屈折して起きる現象。珍しくはないが、低層の雲がほとんどなかったので、はっきり見えたという。
 友人からのメールで気付いたという宇根ひろみさん(41)=うるま市勝連=は「大きさにとてもびっくりした。家族と一緒に楽しんだ」と話した。

英文へ→Ring of light surrounding the sun appears in sky