競り合いに歓声 那覇が4年ぶり優勝 那覇ハーリー


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息の合ったかいさばきで本バーリーで優勝した那覇チーム=5日、那覇港新港埠頭(諸見里真利撮影)

 那覇ハーリー最終日の5日、会場の那覇港新港埠頭(ふとう)は多くの家族連れや観光客でにぎわった。午前中は薄曇りの天気だったが午後からは晴れ間も見え、3日間にわたり晴天に恵まれた。

本バーリーは那覇が優勝した。多彩なステージイベントや花火を多くの県民が楽しんだ。主催者によると、5日は約9万8千人が訪れ、3日間で延べ約20万4千人が来場した。
 那覇、泊、久米の3チームで争われる本バーリーは、那覇と泊が最後まで競り合ったが、那覇が一糸乱れぬかいさばきで泊の連覇を阻み、5分17秒38のタイムで優勝した。那覇代表の小渡〓(かい)さんは「チームワークが勝因。優勝は4年ぶりだ。来年も引き続き優勝を目指したい」と笑顔で話した。
 一般競漕(きょうそう)の部はAブロックがトリーナイト(米陸軍)、Bブロックは沖縄市消防がそれぞれ優勝した。

※注:〓は王ヘンに「介」

英文へ→Naha team wins traditional dragon boat race