春の全島闘牛 4千人が熱狂


社会
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迫力の対決が繰り広げられた第99回春の全島闘牛大会=12日午後、うるま市石川多目的ドーム(山城博明撮影)

 【うるま】県知事杯争奪第99回春の全島闘牛大会(県闘牛組合連合会主催、琉球新報社共催)が12日、うるま市石川多目的ドームで開催された。

優勝旗争奪戦の全島一(無差別級)、中量級(970キロ以下)、軽量級(850キロ以下)の三大タイトルマッチのうち、全島一と軽量級で新王者が誕生、会場を埋め尽くした約4千人(主催者発表)の闘牛ファンを沸かせた。
 全島一優勝旗争奪戦では、巨漢の挑戦牛、古堅モータース☆若力が2度目の防衛に臨んだ東山優武勝を15分57秒で破り、新王者に輝いた。軽量級でも挑戦牛の嘉良来亥背白が23分40秒の攻防の末に闘将☆メカを下し、王座を奪取した。中量級は闘将ハヤテがトラムクーパンダを退けて2度目の防衛を果たした。