本島きょう出発 5・15平和行進、那覇で結団式


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
憲法改悪反対などを訴え、気勢を上げた「第36回5・15平和行進全国結団式」=16日、那覇市民会館大ホール

 復帰41年「第36回5・15平和行進全国結団式」(主催・同行進実行委員会、沖縄平和運動センター)が16日、那覇市民会館大ホールで行われた。全国から約570人が参加した。

 平和行進には17日から19日まで、1300人超が参加する。参加者は憲法改悪やオスプレイ配備撤回、米軍普天間飛行場県内移設に反対、橋下徹大阪市長の慰安婦容認発言や在沖米軍への風俗業活用提案にも抗議し、ガンバロー三唱で気勢を上げた。
 主催者を代表して沖縄平和運動センターの崎山嗣幸議長は「憲法改悪に対抗する平和運動を高めていこう」とあいさつした。
 平和行進は本島中北部の米軍基地を縫う「東」「西」、南部戦跡を巡る「南」の3コースに分かれる。正副団長や本土代表へのたすき授与式もあった。
 「5・15平和とくらしを守る県民大会」(同実行委主催)は19日午後2時から、宜野湾海浜公園屋外劇場で開かれる。