スク輝き 海人沸く 南城・奥武島


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ことし初水揚げされたスク=8日、南城市の奥武島(渡慶次哲三撮影)

 【南城】旧暦6月1日に当たる8日、南城市の奥武島近海でスク(アイゴの稚魚)の収穫があった。

体長約3~4センチの銀色に輝くスクの水揚げに島は沸いた。この日だけで約674キロが水揚げされた。
 スクの収穫は旧暦6月1日と7月1日の前後数日間しか行われず、漁民や島民からは「海からのボーナス」とも呼ばれるほど貴重なものとなっている。
 午前9時半ごろ、最初の船が漁から戻り、スクを持ち帰った。その後も奥武漁港で次々と水揚げされると、島の女性らは仕分け作業に追われていた。

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