ウナギで猛暑克服 あす「土用丑の日」


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こんがり香ばしく焼き上がったウナギのかば焼き=20日、那覇市おもろまちの「彦」本店

 あす22日は、土用の丑(うし)の日。この日にウナギ料理を食べると、厳しい夏を乗り越えられるとの言い伝えがある。県内専門店では通常より多くのウナギを仕入れ、仕込みに追われている。

 那覇市おもろまちの「彦」本店では、連日の猛暑の影響で客足が伸びているという。丑の日には通常の10倍の約千食を用意する。
 ウナギの稚魚の不漁で、仕入価格は高騰している。同店でも2012年末に値上げに踏み切ったが、多くの人にウナギを楽しんでほしいと、最低限度の上げ幅に抑えたという。
 手際よく、丁寧にウナギを焼き上げていた同店ウナギ場料理長の与儀実克さん(47)は「ウナギを食べて、暑さも暗い話も吹き飛ばし、元気になってほしい」と話した。

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