政治

オスプレイ追加配備 響く叫び、野嵩ゲート前一時騒然

 オスプレイの追加配備が3日始まり、米軍普天間飛行場に2機が飛来した。同飛行場の野嵩ゲート前では、配備に反対する住民と県警の間で激しいもみ合いとなり、初の逮捕者を出す事態に発展した。県民の反発をよそに配備を強行した米軍に対する住民の怒りは一層激しさを増した。

一方、在沖米海兵隊は配備の様子を報道陣に細部まで公開する“異例の対応”をしたが、肝心な質問には答えずじまい。墜落や騒音に対する県民の不安は拭われるどころか、募る一方だ。
 午前8時半ごろ、米軍普天間飛行場野嵩ゲート前で、約60人の市民らが座り込みをし、入り口を一時封鎖した。だが、警官隊が通行の妨げになるとして、強制排除した。市民らは必死で抵抗したが、警官隊は市民らの手足を抱きかかえて排除した。市民と警官がもみ合う中、県警は公務執行妨害の疑いで男性を逮捕した。市民からは「不当逮捕だ」「解放しろ」と怒号が飛び交い、現場は一時騒然となった。
 居合わせた大浜節子さん(67)=沖縄市=は、「今できる最低限の抵抗なのに、なぜ阻止されるのか」と話し、抗議行動を規制する警察の対応に怒りをあらわにした。
 再配備反対の抗議集会は炎天下、小休止を入れながら断続的に開かれた。
 午後4時34分、オスプレイは突如、体に響く爆音をまき散らして野嵩上空を通過した。「オスプレイ帰れ」「絶対に再配備は許さないぞ」。集会に駆け付けた市民らは200人を超えた。一斉に怒声を張り上げ、飛来したオスプレイに向かって拳を突き上げてシュプレヒコールを繰り返した。
英文へ→Resident arrested in sit-in protest against further deployment of Osprey