米映画監督のオリバー・ストーン氏と米アメリカン大のピーター・カズニック教授が15日、那覇市天久の琉球新報社で記者会見を開いた。ストーン氏は沖縄を訪問した印象について「米国の政策がどのような影響を地域にもたらしているかを沖縄に来て実感した。日本が米国の属国のように見える中で、稲嶺進名護市長のように権力に対して厳しい戦いを続けている人もいる」と評価した。
広島、長崎、東京も含む今回の日本訪問について「第二次世界大戦の歴史を含め、日本人はほとんど自分たちの歴史を理解していないと感じた」との印象を述べた。
カズニック氏は南京大虐殺に触れ「歴史を批判的に捉えるのが私の立場だ。日本で虐殺事件がどのような文脈の中で理解されているのかに非常に関心がある」と述べた。
【琉球新報電子版】
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