栄さん詩吟で九州2位 来月全国へ「V狙う」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
全国吟詠コンクール九州地区大会2位の栄宥貴子さん=20日、那覇市の琉球新報社

 沖縄カトリック小学校3年の栄宥貴子(さかえ・ゆきこ)さん(9)=宜野湾市=が20日、琉球新報社を訪れ、7月28日に長崎県で開催された全国吟詠コンクール九州地区大会幼年の部で、これまでの県勢で最高となる2位に入賞したことを報告した。

吟題は菅原道真の「九月十日」。九州大会4度目の出場で9月の全国大会への切符をつかんだ栄さんは「全国優勝を狙いたい」と抱負を語った。
 日本詩吟学院岳陽会沖縄支部の師範で、母親の葉子さん(45)の指導の下、練習を重ねてきた。物心がついたころには詩吟を始め、毎日30分練習に取り組んだ。
 栄さんは「ずっと目標としていた全国大会でも頑張りたい。息が止まらないよう、きれいな声を出すことを心掛けたい」と決意を新たにした。