台風12号、宮古島地方は暴風域抜ける


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 沖縄気象台によると、台風12号は21日午前10時現在、石垣島の北約100キロにあり、時速約30キロで西北西へ進んでいる。中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径60キロメートル以内が風速25メートル以上の暴風域となっている。宮古島地方は同日午前4時ごろ暴風域に入り、午前10時ごろ暴風域を抜けた。八重山地方は午前10時29分に暴風警報が解除された。与那国地方は昼過ぎに最接近する。
 県によると、けが人などの人的被害は確認されていない。

 沖縄本島地方や先島地方の沿岸海域では、うねりを伴った大しけとなっているため、気象台は高波に警戒を呼び掛けている。
 県は21日午前、又吉進知事公室長が本部長を務め、所管部局の課長級でつくる県災害警戒本部会議を開催した。【琉球新報電子版】

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