9月10日箏の日、琉球箏曲興陽会400人が合同演奏


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心を一つに演奏を楽しむ琉球箏曲興陽会の会員たち=10日、那覇市の琉球新報ホール

 9月10日恒例の琉球箏曲の演奏会「第13回箏(くとぅ)の日 箏美(ぢゅら)さ御万人(うまんちゅ)と」(琉球新報社主催、琉球箏曲興陽会・沖縄芸能連盟共催)が10日、那覇市の琉球新報ホールで開かれた。

 5歳から95歳まで、琉球箏曲興陽会(中島絹枝会長)の会員約400人が出演。心を一つにして「瀧落菅撹(たちうとぅしすががち)」など21曲を奏でた。
 第5回箏曲こども奨励賞に入賞した子どもたちの表彰もあった。入賞者を代表して、大城ジャスミンさん(糸満市立兼城中2年)は「米国で生まれ、日本に来たときは言葉も分からなかった。国際人になり、沖縄の芸能を広めたい」と話した。中島会長は「続ければ皆、上手になる。郷土の芸能に親しんでほしい」と激励した。