4氏の功績たたえる 琉球新報賞贈呈式


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第49回琉球新報賞を受賞した(右から)山内徳信氏、知念栄治氏、松本嘉代子氏、宮城能鳳氏=2日夜、那覇市のパシフィックホテル沖縄

 第49回(2013年度)琉球新報賞の贈呈式・祝賀会(琉球新報社主催)が2日夜、那覇市のパシフィックホテル沖縄で開かれた。県内の沖縄振興、経済・産業、社会・教育、文化・芸術の分野で多大な功績を残した4氏に賞状と記念品が贈られた。

会場には約450人が集まり、受賞を祝った。
 本年度は沖縄振興功労に元読谷村長で前参院議員の山内徳信氏(78)、経済・産業功労に沖縄セルラー電話会長で前県経営者協会会長の知念栄治氏(74)、社会・教育功労に松本料理学院学院長で料理研究家の松本嘉代子氏(74)、文化・芸術功労に国指定重要無形文化財「組踊立方」保持者・人間国宝の宮城能鳳氏(75)が選ばれた。
 贈呈式で富田詢一琉球新報社社長は「受賞者の皆さんにはそれぞれ苦難の道を歩まれ、大変なご苦労があったと思う。心から敬意を表したい」とあいさつした。
 親川達男県知事公室基地防災統括監が仲井真弘多知事の祝辞を代読し「皆さまは長年にわたり、各分野で高い使命感や情熱を持って郷土の発展に貢献してきた」と述べ、4人の功績に敬意を示した。