台風23号 本島、宮古あす暴風域も 離島航路で欠航


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 台風23号は3日午後9時現在、那覇の南南東約590キロの海上にあり、時速10キロで北へ進んでいる。沖縄気象台によると、同日午後3時に風速25メートル以上の暴風域を伴い、台風は今後、勢力を強めながら沖縄地方に接近する見込み。

沖縄本島地方や宮古島地方は5日夜にも暴風域に入る恐れがある。気象台は強風や高波などに注意を呼び掛けている。
 気象台によると、4日の最大風速は沖縄本島地方が20メートル、先島諸島が18メートル、大東島地方が15メートルを予想している。
 中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートル。中心から半径110キロ以内は暴風域となっている。
 台風の影響により3日、海の航路は沖縄本島と周辺離島を結ぶ便や先島諸島を往来する便など計39便が欠航した。
 4日は石垣島と与那国島を結ぶ2便の欠航が決まっている。その他の便は午前中の天気の状態を見て判断する。

台風23号(3日21時現在)