沖縄と本土の経済人でつくる沖縄懇話会と県は、国際商談会「沖縄大交易会プレ交易会」の前夜祭を13日、那覇市のロワジールホテル&スパタワー那覇で開いた。
プレ交易会には国内外102社のバイヤーが参加し、国内131社が出展する。前夜祭には関係者ら約500人が参加。出展企業の提供した食材を使ってホテルのシェフが調理したオリジナル料理を試食した。やんばる島豚のしゃぶしゃぶやモズク入りキムチサラダなど多彩な料理に参加者らは舌鼓を打った。出展企業の内99社が展示ブースを設け、自社製品をPRした。
出席した高良倉吉副知事は「沖縄を拠点にした新しい時代が始まろうとしている。これからは東京が中心ではなくアジアが中心になっていく。沖縄の伝統や思いを生かして地域の特性を存分に発揮していきたい」と意気込みを語った。
プレ交易会は14、15の両日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催する。
日本貿易振興機構(ジェトロ)の中村富安理事は「沖縄の強みを生かした展示会がビジネスに発展していく」とあいさつした。