プロの技術、少年ら学ぶ 野球教室に177人


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平野恵一内野手(中央左)から守備の指導を受ける子どもたち=16日、浦添市民球場

 オリオンスーパーベースボール2013の少年野球教室が16日、浦添市民球場で行われた。少年野球の9チームから177人が参加し、プロ選手の高い技術を学んだ。
 子どもたちを指導したのは千葉ロッテの井口資仁内野手、オリックスの平野恵一内野手、中日投手コーチのデニー友利さん、元西武の石井貴さん。ストレッチやキャッチボールを終えた子どもたちは投手と捕手、内野手、打撃の3グループに分かれ練習を開始した。

 投手を指導した友利さんは基本的なボールの握り方や投球フォームを分かりやすく伝えた。野手のグループを担当した平野選手はゴロの処理について、「しっかり腰を落としてボールを取って、ステップを付けて投げよう」と話した。最後に石井さんや井口選手と子どもたちが実戦形式で対戦した。
 投手のグループに参加した当山ライオンズの新里日向大君(11)は「プロの指導は分かりやすくて、習った通りにやってみたらスピードとコントロールが上がった。次の試合では覚えたことをやって完全試合をしたい」と手応えを感じた様子だった。