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第44回明治神宮野球大会で県勢初の優勝を飾った沖縄尚学ナインの優勝報告会が22日、同校体育館で開かれた。全校生徒と父母ら約千人が参加し、厳しい戦いを制し、見事栄冠に輝いた沖尚ナインに惜しみない拍手を送った。
会場が祝福ムードに包まれる中、赤嶺謙主将は引き締まった表情で登壇し「多くの人の声援があったからこそ優勝することができた。春の甲子園でも結果を残し、皆さんに良い報告ができるよう精進していく」と次の戦いに向けて抱負を語った。
比嘉公也監督は、八回に一挙に6点を返して日本文理(新潟)を1点差で下し、優勝をもぎ取った決勝戦を振り返り「これまでの練習を生かし、選手たちが平常心で最後まで諦めずに戦ったからこそ、奇跡の大逆転につながった」とナインの健闘をたたえた。
大城英健野球部部長は「決勝では、日本文理に5本のホームランを打たれ、危険な場面もあったが、選手たちがひるむことなく挑んだことで、最後には沖尚に勝利の風が吹いた」と報告した。