宮良長包音楽賞 沖縄JAZZ協に贈呈 きいやま商店に特別賞


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第11回宮良長包音楽賞を受賞した沖縄JAZZ協会の上原昌栄会長(右)、同特別賞のきいやま商店=18日、那覇市泉崎の琉球新報ホール

 第11回宮良長包音楽賞(琉球新報社主催)の贈呈式と祝賀会が18日、那覇市の琉球新報ホールで開かれた。宮良長包音楽賞は沖縄JAZZ協会(上原昌栄会長)、同特別賞はエンターテインメントユニットのきいやま商店に贈られた。

 贈呈式で富田詢一琉球新報社長が表彰状と記念品、副賞として石垣市からの額入りのミンサー織を手渡した。選考委員長の久高友之さん(那覇市民吹奏楽団常任指揮者)が選考経過を報告し、仲井真弘多知事のあいさつを嘉手苅孝夫県文化観光スポーツ部統括監が代読した。
 上原会長は「県民に愛される“ウチナージャズ”を創造し、未来につながる音楽を追求したい」と感謝を述べ、きいやま商店の崎枝大樹さん(37)は「受賞を誇りに思う。来年はさらに全国を飛び回り、また受賞したい」と述べて会場を沸かせた。