きょう冬至 宜野湾で田芋収穫


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寒風が吹くなか、収穫に精を出すターウム農家=21日午前11時すぎ、宜野湾市大山

 22日は二十四節気の一つ「冬至」。1年で昼間の時間が最も短く、夜が長い。県内では、寒さに負けないようにとトゥンジージューシー(冬至雑炊)を作り、家族の健康を願う習わしがある。宜野湾市大山では正月用の田芋(たーうむ)を収穫する農家の姿が見られた。

 約1500坪の畑に田芋を栽培している宮城清春さん(67)。「ことしは雨が多く、水腐れした所もあったが、全体的にイモは大きくて上等だ」と笑顔を見せた。収穫はこれからピークを迎え、27日ごろまで続くという。
 沖縄気象台によると、向こう1週間は気圧の谷の影響で曇りや雨の日が多く、最低・最高気温ともに平年並みか平年より低い見込み。