新年へ願い込め 県護国神社で福笹作り


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 県護国神社=那覇市奥武山町=で26日、新年に向けた破魔矢と縁起物の福笹(ふくざさ)作りが始まった。みこが2日間で破魔矢1万体、熊手2千体、福笹千体などを作る。

 神社によると、福笹で用いる竹の葉は国頭村に自生する品種。「しっかりと根付き、すくすく育ってほしい」との願いを込める。みこたちは商売繁盛や家内安全と書かれた札を結び付けていた。
 神社は参拝する人出を26万人と見込む。宮里洋子事務局長は「来年も福多き1年になるよう、多くの方に来てほしい」と呼び掛けた。