年越し任せて そば生産ピーク


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沖縄そば作りのピークを迎え、作業に余念のない従業員=29日午後、西原町小那覇の与那覇食品

 ことしもあと2日となった29日、県内の製麺所では大みそかの年越しそばに用いる沖縄そばの生産がピークを迎えている。西原町小那覇の与那覇食品(与那覇秀勝社長)では、29日から31日夕にかけて約10万食を生産する。

担当従業員ら全23人がローテーションで出勤し、午前6時から生麺を袋詰めしたり、ゆで上がった麺に油をまぶしたりする作業に追われていた。
 出来上がったそばは、県内小売店や約250のそば専門店に出荷する。与那覇社長は「ことしは新たに工場が完成し、作業スペースも大幅に拡大した。さらに生産を増やせる態勢をつくり、おいしいそばを皆さんに届けられるようにしたい」と話した。